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ことばが紡ぐ旅

航空書簡 sponsored by JAL -春色の情景- 北国・津軽の桜に酔う

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日本最古のソメイヨシノは津軽に…

日本人にとって桜は格別な木。葉もそろわぬ木に花が咲き、満開かと思えばみごとに散りゆく、その姿は命のはかなさ、美のもろさに惹(ひ)かれる日本人の心の奥底をゆさぶります。源氏物語の時代、「花」とはつまり桜のことを指し、花見に興じる貴族たちの姿はさまざまな記録に残っています。

今年も、桜前線の話題がメディアをにぎわす時期になりました。開花予想日は、薄紅色で一重の花びらが特徴のソメイヨシノが基準木です。全国に植えられているソメイヨシノですが、日本最古の木は、青森・津軽の弘前公園にある木だといわれます。植樹されたのは、明治15年のことでした。

太宰治が目にした芦野公園の桜を

長く厳しい冬を知る北国の人々にとって、春の訪れは何にも替えがたい喜び。弾む心を象徴するかのように、津軽には多くの桜の名木、名勝地があります。

その筆頭は約80種・2600本もの桜が咲き競う日本三大桜の名所・弘前公園。1715年、津軽藩士が京都から取り寄せたカスミザクラを城内に植えたのが歴史のはじまりです。4月23日から5月5日は華やかにさくらまつりが開催され、全国から訪れる人々でにぎわいます。

ほかにも、樹齢350年のシダレザクラを筆頭に古木が立ち並ぶ弘前の大星神社、樹齢500年という堂々たるシダレザクラがそびえる天満宮など見どころが多い津軽の桜。「桜桃」などを著した津軽出身の太宰治(1909-1948)が幼いころ遊んだ芦野公園も、「日本桜の名所100選」に認定された名所です。園内には津軽鉄道の「芦野公園駅」があり、列車は満開の桜のアーチをくぐって停車します。地元屈指の名家の「風情もなにもない」と自身が描写した豪邸で育った太宰の目には、郷里の絢爛(けんらん)豪華な桜はどのようにうつっていたのでしょう。

講師の方の声
講師のプロフィール  同行解説講師 斎藤嘉次雄さん

1947年青森県生まれ。1992年、樹木医資格取得。樹木の診断と治療で青森大星神社の枝垂桜の再生活動、弘前公園での桜研修会、芦野公園サクラ樹勢回復指導などを精力的に手がけ、青森県では桜名人として知られる。1998からは中国湖北省に招かれ、武漢市東湖にて造成中の世界三大桜園の管理・指導にも携わる。青森県樹木医会事務局長、青森県景観アドバイザー、青森県景観形成審議委員。

津軽の春は、桜に加えて梅やアンズ、リンゴの花が次々に咲く美しい季節です。もともと桜に適した気候ではない北国に、人々は時間をかけ、名産であるリンゴの技術も役立てながら桜の名所を数々生み出しました。待ち遠しかった春到来の歓喜を知る津軽の人々は、その心をさまざまに表現します。津軽三味線もそのひとつで、花見客は満開の花の下、酒をくみかわし三味線で唄(うた)い観桜(かんおう)するのです。

日本で最も古いとされるソメイヨシノなどの名木がある弘前公園、北国の青空に華やかに映えるシダレザクラの天満宮、太宰のふるさと・ソメイヨシノの咲く芦野公園がある五所川原市金木など、見どころは数々あります。桜だけではなく、青森のすばらしい自然を楽しんでいただけるようなお話もさせていただきたいと思っています。

〜北国の春爛漫を満喫  津軽のさくら名所めぐりと  ”風の岬”竜飛崎への旅 2日間  - 詳細はこちら

厳しい冬を耐え、一気に花開く津軽の桜。迫力をたたえた美しさを堪能したあとは、津軽半島の先端・竜飛崎へ。花を愛で、風に吹かれる春の津軽を楽しむ2日間です。

詳しい日程と内容

価値ある本物と出会う旅「旬感旅行」

(c)JAL

津軽の魅力に触れる・感じる
舞の海秀平さんが語る故郷・津軽(1頁へ)北国・津軽の桜に酔う
ヨーロッパアルプスの魅力に触れる・感じる
今井通子さんがつづるアルプスの魅力(1頁へ)癒しの温泉と山岳リゾートの休日(2頁へ)
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