| 平 | 誰も彼も知る人は無しクラス会 | 誰をかも しる人にせむ | 常盤金成 |
|---|---|---|---|
| 平 | 人も居ずドコモも有らぬ故郷は | 人はいさ心もしらす | 常盤金成 |
| 平 | 傘さがし渡した筈(はず)を置き忘れ | かささぎの 渡せる橋に | bonnbonn |
| 平 | もう一度還れと思う姥桜(うばざくら) | もろともに あはれと思へ | bonnbonn |
| 平 | キリギリス泣いてもアリは知らん顔 | きりぎりす なくやしもよの | 女留幅 |
| 平 | 訳有りのつれなく見えし二人連れ | ありあけの つれなくみえし | 常盤金成 |
| 平 | 夜過ぎて待つ身につらし身もだえの | 春過ぎて 夏来にけらし | 自甘理 |
| 平 | 胸見れば縮みゆくこそ悲しけれ | 月みれば ちぢにものこそ | 常盤金成 |
| 平 | 三味の音は絶えて久しくなりぬれど | 滝の音は たえて久しく | 常盤金成 |
| 秀初 | 相手見て後の男に鞍(くら)替えし | あひみての のちの心に | bonnbonn |
| 秀二 | もういいや古き職場にくらぶれば | ももしきや ふるき軒ばの | 猩々 |
| 秀三 | 釣り見れば小銭ころころ悲しけれ | 月みれば ちぢにものこそ | じゃじゃ丸 |
| 秀四 | 朝寝れば 遅れるものとは知りながら | あけぬれば 暮るるものとは | 女留幅 |
| 秀五 | 朝ごはん ふりかけ見れば腹がなる | 天の原 ふりさけみれば | 女留幅 |
| 秀六 | にぎり喰(く)い互いに財布しぼりつつ | ちぎりきな かたみに袖を | bonnbonn |
| 秀留 | つく羽根が屋根より落ちて裏の川 | つくばねの 峰よりおつる | 常盤金成 |
| 客初 | だるすぎて夏身につらし横たわる | 春過ぎて 夏来にけらし | 未じゅく |
| 客二 | こころにも あらぬ浮世の 世辞をいい | 心にも あらでうき世に | 風波 |
| 客三 | ヤツの手は又酔ったふり出さぬ金 | 夏の夜は まだ宵ながら | 常盤金成 |
| 客四 | 裏の戸を叩(たた)く旅人火事伝え | 由良のとを 渡る舟人 | 常盤金成 |
| 客留 | 嘆きつつ独り飲む夜に怒るママ | なげきつつ ひとりぬる夜の | 駒込親方 |
| キゝ 粋と気負いの昔なりけり | |||
| 人 | 股引きの 古着に木場の 偲ばれる | ももしきや ふるき軒ばの | さくら |
| キゝ 夕闇のなか立ちつくす影 | |||
| 地 | むらくもに月も未だ出ぬ待ちぼうけ | 村雨の 露もまだひぬ | bonnbonn |
| キゝ 虫除けの香をかぐ衣更え | |||
| 天 | 花すぎて暑さに今朝は白絣 | 春過ぎて 夏来にけらし | bonnbonn |
| キゝ あまりなことを人の口の端 | |||
| 雲 | 町中の噂(うわさ)知らずに忍ぶ恋 | 浅茅生の 小野の篠原 | 常盤金成 |
| 巻軸 | 若い子はいやと思えばしかとする | わが庵は 都のたつみ | 心亭 |
| 平 | ほくほくの芋空高し秋日和 | ぽんた |
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| 平 | バラバラの意見喧々諤々(けんけんがくがく)と | 飛出行 |
| 平 | 叱る声ポンポン出てる裸の子 | bonnbonn |
| 平 | すくすくと育ってこその反抗期 | じゃじゃ丸 |
| 平 | こんこんと諭すぼた雪朝帰り | 塁蔵 |
| 平 | 春風がカラカラ鳴らす絵馬の夢 | 常盤金成 |
| 平 | 給料日心そわそわ別口座 | 金猫 |
| 平 | どきどきがぶつぶつになる新所帯 | じゃじゃ丸 |
| 平 | 父母の恩しみじみ思う里心 | ぽんた |
| 平 | 細々と格差社会の隅に居り | ぽんた |
| 秀初 | ハラハラがドキドキを見る発表会 | 常盤金成 |
| 秀二 | 軒軒(のきのき)に照る照る坊主ぶらぶらと | 飛出行 |
| 秀三 | 差し向かいヘラヘラ笑う文字焼き | bonnbonn |
| 秀四 | 泣く泣くも見栄が張り込む交際費 | じゃじゃ丸 |
| 秀五 | ちんちんという松風の小宇宙 | 猩々 |
| 秀六 | イヤイヤがいやではないと言う不思議 | bonnbonn |
| 秀留 | 下手な嘘もうアキアキと野分ゆく | bonnbonn |
| 客初 | ちびちびとやって待つしかない事情 | 猩々 |
| 客二 | とつとつと語る言葉にある重み | ぽんた |
| 客三 | 温暖化ひたひた迫りくる地球 | ぽんた |
| 客四 | からからと泣くも笑うも風車 | 猩々 |
| 客留 | キリキリと財布も痛む二日酔い | 塁蔵 |
| キゝ 二人のなかに冷めたコーヒー | ||
| 人 | 黙々とメール打ってる差し向かい | ぽんた |
| キゝ 名簿整理に手間取った暮 | ||
| 地 | ホソボソと生きてるしるしに賀状書く | さくら |
| キゝ 三分間にある思い切り | ||
| 天 | さらさらと過去を流して砂時計 | 猩々 |
| キゝ 誘う言葉に詰まる改札 | ||
| 雲 | 終電前ふたりチラチラ見る時計 | 駒込親方 |
| 巻軸 | 代々の苦労が染みになる暖簾(のれん) | 心亭 |
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