「ことばであそぼ」第1回目の募集の締切が間近になりました。続いて第2回目の兼題(宿題)を発表しましょう。
第2回目の問題は、次の2つです。
洒落附(しゃれづけ) 「ンの字入り名詞3音以上」
短句(たんく) 「ア、キ」
まずは、洒落附、短句それぞれを作る際のルールをご案内しましょう。
洒落附のルールは、前回もお話ししましたので、わかっているかたは読み飛ばしてください。洒落附は少なくとも200年以上遊ばれた歴史のなかで、このやり方が一番面白く長続きするということで固まりました。このルールから外れると、洒落附としては「病句(やまいく)」とされて、選から落とされてしまうので、要注意です。
【風流ことばあそび塾】の洒落附は、兼題の意味をもつことばを使って、よく知られた成句をもじる遊びです。ただし、ルールが2つだけあります。
今回の兼題は「ンの字入り名詞3音以上」です。「ン」という字が入っている名詞であれば、何でもOK。たとえば、単価、短歌、タンカなどなど。
ルール(1)の「頭で洒落る」というのは次の作例。
これを、たとえば「国破れて短歌あり」などとやっては、病(やまい)。必ず頭で洒落ることをお忘れなく
次は、ルール(2)の同音異義語をもじってしまった例。つまり病句です。
もう一つ、元句の頭、最初の音以外はもじらないでください。たとえば、次の作例は、面白いのですがほかのところももじっているので洒落附としては病。このようなもじり方は、ことば遊びの別の種目になります。
洒落附では、作品の字面が持っている表面上の内容と、元句である裏の意味とがかもし出す、表裏のからみあいの妙に値打ちがあります。もちろん、表と裏は離れているほど意外性があって面白い。このことを「表裏(ひょうり)が立っている」と言い、評価が高くなります。
みなさんの名作、傑作、自信作、どしどしお寄せください。
俳句や川柳の形式、五七五を「長句」、これに対して七七と、上下とも七音でつくる句を「短句」といいます。今回の題は「ア、キ」ですから、上下それぞれ「ア」「キ」から始まる句、「ア○○○○○○キ○○○○○○」とつくります。ただし上七が「アキ○○○○○」と始まると、下七の「キ○○○○○○」と重なってしまうので、病(やまい)になります。ご注意下さい。
例句を挙げておきましょう。
※文中の作例は、「眺牛會(ちょぎゅうかい)」「つばな連」「新造連」、連中のみなさんの作品です。

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(更新日:2006年08月25日)
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