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今回、取材で訪れたアラスカは、短い夏の豊かな色彩にあふれていた。地球環境の異変を伝えるために現地に赴き、様々な現場を撮影したが、今も心の中に残っているのは、やはり美しいままの自然の姿だ。ただ美しい写真を撮るだけでは、報道として取材に行く意味はない。けれど、この夕日のように圧倒的な美と遭遇すると、「美しい自然の姿」を新聞で報道することも、環境について考えてゆく行為の、一つの説得力になりえるのでは?と思う。
今回の取材にあたり、国内で現地で、実に多くの方々にお世話になりました。心からお礼申し上げます。そして昨年の一連の報道が少しでも読者の皆様の心に届いていたらありがたいと思います。様々な反省をバネに、これからも環境のニュースにコツコツと関わっていきたいと思います。

関口 聡(せきぐち・さとる)
朝日新聞写真センター記者。95年入社。初めは出版局で雑誌のための写真を撮っていたが、新聞に異動。現在は報道の世界にドップリ。東京・大阪などで勤務。自分が興味を持っていない物事に興味がある。地球環境など大きなテーマを取材し続けたいが、目の前の現実に日々追いつくだけで必死。サラリーマンとしての悲哀も感じる35歳。座右の銘は「粛々と」。

(更新日:2007年08月02日)



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