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地球異変余禄

地球異変余録 ヒマラヤ編

第三の極地・ヒマラヤが解けている――。そう聞いたのは、南極と北極の取材を終えた2006年末のことだった。厚い氷を蓄えた氷河が各地で解け始め、その末端に巨大な氷河湖が出現。決壊による洪水で、下流の村々が押し流される危険性が高まっているという。ヒマラヤでは長年、名古屋大学が氷河の研究を続けている。2007年10月、私たち取材班は名大の研究者たちと共に、ネパールヒマラヤの氷河調査に出発した。

プロフィール

武田 剛(たけだ・つよし)

朝日新聞編集委員。92年入社。03年末から1年4カ月間、第45次日本南極観測隊に同行し、昭和基地で越冬取材。帰国後、地球環境をテーマに「北極異変」「地球異変」取材班を立ち上げ、06年にグリーンランド、07年にネパールヒマラヤ、08年に北極圏カナダを取材。著書に「南極 国境のない大陸」(朝日新聞社)、「南極のコレクション」(フレーベル館)、「ぼくの南極生活500日」(同)。40歳。

(更新日:2008年07月07日)

 
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