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南極は、地球に残された最後の手つかずの自然だ。一辺が数キロメートルもある氷山が漂い、ペンギンが海岸を埋め尽くす。砂浜ではナンキョクオットセイが昼寝をし、荒れ狂う海の上を、3メートル近い翼を持つワタリアホウドリが舞う。南極の自然は、ケタ違いに大きく、想像を超えた景色と出来事が待っている。しかし、そんな野生の楽園にも、変化の兆しが現れている。自然界の変動幅では説明がつかないほど、気温が上昇しているのだ。南極大陸から南米大陸に伸びる南極半島を訪ねた。

小林 裕幸(こばやし・ひろゆき)
93年入社。名古屋本社、大阪本社、北海道支社などを経て、現在は東京本社写真センター員。東ティモール争乱、アンゴラ内戦など紛争取材もしたが、メーンは環境取材。一番印象に残っているのは、ロシア・シベリアで、トナカイ放牧をする少数民族とテントで暮らして、温暖化の影響を取材した「ネネツ族ルポ」。スキューバダイビングをしたり、海岸でボーッとしたりするのが大好きな41歳。

(更新日:2008年11月17日)



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