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2008年3月、温暖化で氷が解け続けるグリーンランドを、2年ぶりに再訪しました。北緯78度にある「地球最北の村」シオラパルクで暮らす日本人猟師・大島育雄さん(61)と犬ぞりの旅に出るためです。前回の取材は5月でしたが、海氷が早々と解けてしまい、数時間しか犬ぞりに乗れませんでした。そして、今回、海氷が最も硬くなる3月を選んだのです。

2年前の旅の様子は、「地球異変余禄」のバックナンバーの「グリーンランド編(1)〜(3)」をお読みください。

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孫のイサム君に将来の夢を尋ねると、「自分の犬ぞりを持って、おじいちゃんとお父さんと3人で猟に行きたい」。しかし、海の氷は年々薄くなり続けている。「この子が大人になるころ、もう犬ぞりで海を走れないかもしれない」と、大島さんは心配している

プロフィール

武田 剛(たけだ・つよし)

朝日新聞編集委員。92年入社。03年末から1年4カ月間、第45次日本南極観測隊に同行し、昭和基地で越冬取材。帰国後、地球環境をテーマに「北極異変」「地球異変」取材班を立ち上げ、06年にグリーンランド、07年にネパールヒマラヤ、08年に北極圏カナダを取材。著書に「南極 国境のない大陸」(朝日新聞社)、「南極のコレクション」(フレーベル館)、「ぼくの南極生活500日」(同)。41歳。

(更新日:2008年12月15日)

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