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これまで地球異変の舞台は、野生動物が息づく厳しい自然の地だった。 一方で、先進国といわれる欧州諸国でも、気候変動の影響がみられる。森を開拓し耕地を広げ、自然に手を入れ征服してきた歴史がある欧州では、気候変動による異変にどのように対処しているのか。

ドイツの最高峰・ツークシュピッツェとスイス・アルプスを訪れ、解けゆく氷河とそれに立ち向かう人たちを追った。氷河は重要な観光の目玉。せめて訪れる人たちの目に触れる場所は保護しようと、広大な氷河のごくごく一部を特殊な布で覆う活動が広まりつつある。最近では、氷河の後退の歴史を学ぶエコツアーも関心を集めている。

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サースフェーの近くの村から、ケーブルカーで標高約2400メートルのクロイツボーデンへ。かつては夏場も氷河で覆われていたというが、今ではオープンカフェを楽しむ観光客があるのみ

プロフィール

伊藤 恵里奈(いとう・えりな)

99年入社。名古屋本社で東海地方の歳時記や名所旧跡を網羅したのち、大阪本社に。ネイルアートなどニッチな分野の取材が得意。本格的な環境問題の取材は今回が初。ダイビングや波乗りなどで海に親しみ水中なら活発に動けるが、山ではさっぱり。今回人生で初めて標高3000メートルに踏み入れた。いつかシロナガスクジラを海中から撮影したいと願うアラサー。

(更新日:2009年01月07日)

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