朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ホーム設定

Special Contents ひと

  • インタビュー
  • フロントランナー
  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

記事を印刷

ライフスタイル

  • バックナンバー

シンプルライフ

Vol.22 「旅と音楽」好きの2人 楽しみながら暮らす場所 廣川由紀彦さん・じゅんさんを訪ねて

  • ページ1
  • ページ2
  • ページ2

旅の記憶をちりばめた心地いい住まい

イメージ写真
壁の海の絵はじゅんさんの作品

廣川さん夫婦が暮らす住まいは、なんだか「南国」だ。建物の玄関先には巨大なシャコ貝の貝がら、中に入れば大ぶりの観葉植物がいくつも置かれ、フィジーやタヒチ、バリなど南の島々の布が室内を彩る。熱帯の鳥や魚をかたどる小物。木彫りのテーブル。リビングのあちらこちらに並べた小さな貝がらも、南洋の気分をもりたてる。

「この貝はね、旅先で拾ったり、僕らが好きなのを知っている友人たちがくれたり。どんどん増えてしまうんです」

都内でバーを経営する由紀彦(ゆきひこ)さんの、この日のシャツもどこか南国風。壁を飾るのは、画家である妻のじゅんさんが描く海辺の風景だ。夫婦と大学生の娘2人で住む築30年の借家には、ゆるゆるとした心地よい気配がただよう。この雰囲気に似合う音楽は、オールマンブラザースかザ・バンドか……。

イメージ写真
リビングは落ち着いた南国風

夫婦とも若い時分からの旅好き、音楽好き。

「最近は2人とも少しおとなしくなりましたけどね」とじゅんさん。

まずは旅の話から聞いてみよう。

由紀彦さんは大学を出た後、パリに2年近く暮らした。日本と行き来しながらヨーロッパ各地を旅していたそうだ。

「なにかおもしろい仕事ができないか考えてたんですが、そうもいかなくて。帰国してからは父が経営するパブを手伝ってました」

そのうちにある宝石商に出会い、一緒に仕事をするようになった。オーストラリアの砂漠地帯にあるオパール鉱山に買い付けにも行った。一獲千金を狙う山師が世界中から集まる場。荒っぽくも熱気あふれる環境で、多くの山師たちと友人になったという。そして、20代で独立して銀座で宝石店を経営、さらにパブや、喜多方ラーメンのチェーン店なども手掛けるようになっていった。

イメージ写真
室内には貝がらや観葉植物が

一方じゅんさんは、旅を愛する両親のもとで育った。俳優だった父はシルクロード専門。母は辺境であれ都市であれ、どこでも出かける派。およそ120カ国以上を訪れているという。じゅんさん自身 が南国に惹(ひ)かれるようになったのは小学生の時。友人にもらったサンゴのかけらが、見知らぬ海辺への夢をかきたてた。

初めての外国は、中学生の時に行ったハワイ。

「空気の密度が濃くて、花の香りがして、植物も海の色も本当に鮮やか。すごいなと思いました」

絵を描くようになったのは、その驚きを表現したかったからだった。企業に勤め、デザインを担当していた間も、ボーナスが出るたびその足で旅行会社へ。ハワイ、タヒチ、モルディブ、ニューカレドニア、バリ……。島々には、あこがれてやまない濃密なエキゾチズムがあった。

次のページへ
画面トップへ

  • ヘルプ
  • サイトポリシー
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護方針
  • 広告出稿
  • 会社概要
  • このサイトについて

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。