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「一度濃くした部分をカッターなどで削り、白さを浮かび上がらせることもできます。たとえば鳥の瞳に光りを入れる場合や、動物のヒゲを描くときなどに効果的。やすりを使う人もいますが、私は微調整ができるカッターを使っています。うっかりはみ出したときや、焦げ目を濃くつけすぎたときなど、失敗を修正するのにも使えるんですよ(笑)」

「ウッドバーニングのいいところは、誰でも簡単に始められる点にあります。『絵心がないので、自分にはできない』とおっしゃる方も多いのですが、そんなことはありません。お手本とする題材のコピーを丁寧にトレースしていけば、驚くほど本物そっくりの絵が描けますよ。
日本でウッドバーニングが一般に認知されるようになったのはここ10年程度。今後ますます発展していく可能性がありますが、とくに『これが正解』という表現方法はありません。誰でも自由に作品をつくることができます。私も、最近では木工の技術を生かし、3Dアート風の作品を作るなど新しい方向性を模索しています。みなさんも思い思いの形で挑戦してみてください」


文・松野 泰子/写真・小浦方 仁
(更新日:2008年07月04日)
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