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賢いお金の知恵

蟹瀬誠一さんに聞く 50歳になったら賢いお金の使い方をしよう(下)

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「金脈よりも人脈」。50歳を迎えたら、人との付き合いを大切にしていきたい。蟹瀬さんは、60歳を過ぎてからの資産は、お金よりも人だと言います。元気で生活できる時間が限られてくるなか、いくら資産を持っていても、使いきるには限度があります。それよりも、後半生を有意義に生きていくうえで本当に必要な資産は何かを、考える必要があります。そのためには、50歳を過ぎてから仕事以外の人間関係をつくるとともに、60歳を過ぎてからも社会との接点を持ち続けることのできる環境を築いていくこと。そのために必要な方法についてうかがいました。

働けるものなら働き続けよう

60歳を迎えて定年となると、多くの人は時間に余裕ができます。何をしますか?

蟹瀬誠一さん

定年後のイメージというと、家の庭仕事をする、夫婦そろって旅行に出かける、釣りやゴルフなどの趣味に費やすなど、いろいろとセカンドライフのプランを考えていると思います。今まで、1日の時間の大半を仕事に費やしていただけに、定年でもう会社に行く必要がないということになれば、ゆとりのできた時間をどうやって過ごすのか、頭を悩ませてしまう人もいらっしゃるでしょう。でも、もし働き続けられるのであれば、出来るだけ働いた方がよいと思います。

働き続けることの効用はたくさんあります。

まず、現実に目を向けると資金的なゆとりができます。年金で生活するのもよいのですが、やはり働くことで、少額でも月々のキャッシュフローがあった方が、生活水準は確実に向上します。

第二に、働くことが生きがいにつながっていきます。自分自身が、誰かのためになっているという感覚を持つことができるのです。

第三に、社会との接点を持ち続けることができます。これは生きがいにもつながっていきますし、何よりも精神的な老化を防ぐことができます。定年になって、すぐに何もしなくなった人は、仕事を続けている人に比べて、老化が早いように思えます。

別に、大それた仕事をしようなどと言うつもりはありません。もちろん、起業して成功を収めることができれば、それは大したものですが、簡単な仕事でもよいのです。日永、テレビの前に座り続けるよりも、外に出て働いた方が、生活にもメリハリができます。定年になったら趣味に没頭するのではなく、働けるものなら働き続ける意欲を持ち続けましょう。

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