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第5回 どらく世代の娘が聞く 家族の備え | 入院何日目から何日間の保障が必要か -医療保険編-

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第5回 1入院の保障日数は老後を見すえて

経済的負担が大きい長期入院の備えを

詩子さん

医療保険のパンフレットを見ると、「1泊2日から保障」ですとか、「1入院60日」といった日数に関する表記がいろいろ出てきて混乱します。今回はそのあたりを整理して、入院何日目からの保障を選ぶか、そして、何日間の保障を選ぶか、という2つのテーマでお話ししていただきます。

豊田さん

医療保険の保障が入院したその日から始まり、それが退院まで続くのが理想です。とはいえ、どらく世代の方には老後を見すえて終身型をお勧めしたいですから、保障が手厚くなるほど保険料もかさみます。ここは保障内容と保険料とのバランスを考えて選ぶことになるでしょう。

まず入院何日目からの給付にするか、ですが、現在の医療保険では、1泊2日の入院や日帰り入院(入院扱いで、1日のみ病室を使用した場合)に給付されるタイプが主流になりつつあります。ただ、どらく世代の皆さんがご心配なのは、自分の預貯金でカバーできる短期入院よりも、経済的な負担が大きい長期入院でしょう。保険料の合理化を考えるなら、5日以上の入院で5日目から給付金が支払われるタイプの商品でも構わないのではと思います。

詩子さん

保険の目的で絞り込めるところは絞り込んで、保険料を抑えるわけですね。

豊田さん

短期入院を保障する医療保険が増えている背景のひとつには、医療技術の進歩や、病院側の都合で入院日数が短期化している傾向が挙げられます。ただし一般に入院日数というのは、同じ病気でも60代、70代と年齢が上がるにつれて長期化していくということを改めて認識しておいてください。

年齢を重ねるにつれ入院日数は増える

豊田さん

次は何日間までの入院に備えておくか、についてです。以前は、ほとんどの医療保険が1入院120日までのタイプでしたが、最近は保険料を抑えたいというニーズもあり、1入院60日などの商品が増えました。また反対に、1入院180日まで、360日、730日までといった長期保障のタイプも登場するなど、多様化しています。

詩子さん

以前、全年齢の平均在院日数は37.9日、65歳以上では53.0日というお話しをうかがいました。

豊田さん

そうでしたね。一般的な入院であれば1入院60日タイプの商品でだいたいはカバーできると思われます。しかし、下に挙げた主な疾病の平均在院日数を見ていただけば分かるように、どらく世代の方は入院日数が長い脳血管疾患のような成人病や、体力的にも入院が長引くようになる老後のことも気にしておくべきでしょう。成人病の心配がある方なら、1入院120日以上のタイプを選ばれた方がよいでしょう。また主契約は60日の商品などでも、その入院限度日数を超えた場合に、入院給付金とは別にあらかじめ決められた金額の長期入院給付金を保障する長期入院特約を用意している商品もあります(契約内容に応じて、主契約と特約では給付日額が変わる場合もある)。

詩子さん

1入院保障日数とは別に、通算支払限度日数というものも選べますね。

豊田さん

入院給付金の支払いを保障する日数の通算を定めたものですね。700日、730日、1000日、1095日、無制限などがあり、長ければそれにこしたことはありませんが、こちらもやはり最終的には保険料とのバランスです。

主な疾病の退院患者平均在院日数(単位は日数)
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