最近の旅行ニーズの傾向を表すキーワードとして「知的探求心」が挙げられる。特にシニア世代ではその傾向が顕著で、世界遺産旅行に注目が集まっている。
JTBグランドツアー&サービスは、海外世界遺産ツアーを中心に扱う旅行会社。旅行業界の慣例とは異なる独自のツアー内容が話題だ。
「お客さまのイメージを超える感動体験を提供するのが弊社のテーマ。説明会や事前のアンケートで汲み取ったご要望を、できる限り実現します」(JTBグランドツアー&サービス)。
同社では、団体旅行と個人旅行の双方の良さを持つ、第三の旅行スタイルを確立すべく、『個客の対応』を実践しているという。要望に応じて、観光スポットでの滞在時間を延長したり、食事の量を調整したりするのは、その取り組みの一例だ。JTBグランドツアー&サービスの「華麗なる都ウィーンの小路散歩7日間」の価格は、67万8000円。ウィーンの最高級ホテルに5連泊し、世界遺産のシェーンブルン宮殿や旧市街をじっくりと観光する内容だ。
国内の世界遺産ツアーも好調だ。日本旅行の赤い風船事業部によれば、「知床を含む北海道周遊ツアーは前年比140%の伸び」とのこと。地元の観光協会などの協力を得て、知床観光の前夜に宿泊先で勉強会を開催するなど、学びニーズに応える独自の工夫が好評を得ているという。日本旅行の今夏商品で人気なのが「ベストルート層雲・知床・阿寒4日間(東京発・基本プラン・たっぷり観光)」。価格は6万9800円〜13万7000円(出発日、出発時期による)。
(更新日:2006年06月26日)
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