朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ホーム設定

Special Contents ひと

  • インタビュー
  • フロントランナー
  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

記事を印刷

マネー

  • バックナンバー

気になるいくら?

第3回 テーマ:住まい(前編)生活環境を一変!

  • ページ1
  • ページ2
イメージ写真
荒廃農地(上)は約1年後、居住者によって見事な菜園に生まれ変わった(下)。

注目集める田舎暮らし
自己資金1千万円で実現可能

自然に囲まれてゆったりと暮らしたい――。

「スローライフ」という言葉が脚光を浴びるなか、セカンドライフに田舎暮らしを考える人が増えている。

「田舎暮らしを希望する人は増えていますが、クリアしなければならない問題もあります」と語るのは、NPO法人「荒船の里グリーン・ツーリズム協会」の代表を務める並木芳治さん。群馬県甘楽郡一帯で、遊休農地・荒廃農地の活用と、都市生活者の一時滞在や定住を支援している。 慣れない土地での家探しのほか、地方ならではの近所付き合いなど、都会からの移住者には難しい面がある。一方、農村では高齢化に伴う農業の担い手不足、荒廃農地、過疎化などの問題が横たわる。並木さんのNPOは双方のニーズをマッチングさせる橋渡し役を担う。

イメージ写真
過疎地域では、遊休農地・荒廃農地の問題は深刻。移住希望者に貸すことで、何かを生み出す土地になる。

運営するホームページ「NPO田舎暮らし支援ネット」(http://npoinaka.gotohp.jp/)では、地主から依頼された荒廃農地を掲載し、居住者を募っている。荒廃農地は、居住者が決まった時点で農地転用許可を申請、許可を得て住宅を建設する。並木さんのサポートにより、およそ20名が移り住んだ。今秋から今冬にかけて、さらに数名の移住が決まっているという。

土地は賃貸が一般的で、30年契約で地主から借りる。年間の賃貸料は約100坪6万円、200坪9万円が目安。購入の場合は坪あたり4千円からある。並木さんは「坪1万円以下なら購入したほうが得になるケースがあります」と説明する。

住宅の建築費はライフラインの条件が整っている場所であれば、小型ログハウス(8坪程度)で600万円から、無垢材使用の木造住宅(14坪程度)で850万円からある。

「土地の賃貸にかかわる保証金と賃料、住宅の建設費、諸費用を含め、自己資金が700万から1千万円あれば田舎暮らしを実現できます。また、地代、税、光熱費など、年間のランニングコストがどれくらいになるかも考える必要があります」(並木さん)

イメージ写真
「リタイア後は田舎で暮らしたい」と考える人は多い。一部の地方自治体では、そうした希望を持つ都市生活者を受け入れる体制が整いつつある。

今後、団塊世代の大量離職に年金不安なども重なって、農村部への移住希望者は増えると予想される。並木さんに田舎暮らしを成功させる秘訣をうかがった。

「菜園をやりたい、就農したいなどの明確な目的を持つことが大事です。単に田舎のほうが経済的にラクだから、という理由だけでは田舎暮らしを成功させるのは難しい。また、地元住民との付き合いも含めて、生活スタイルの変化に適応していくことが大切です」

NPO法人「荒船の里グリーン・ツーリズム協会」では、田舎暮らしを希望する見学者に対して、以下のようなアンケートを行った。

グラフ:見学者の年齢
グラフ:田舎住まいの目的
グラフ:田舎住まいの総予算
定住・二地域居住の時期
次のページへ
画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。