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第5回 テーマ:趣味(前編)あこがれをかなえ、仕事人から趣味人へ

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空:意外に身近? 飛行機のパイロットになって空を飛ぶ

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プリフライトチェック(飛行前点検)の様子。飛ぶ前には必ず機体をチェックする。訓練中には、この作業をすることで飛行機の各部を覚えるという目的がある。
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セスナ152で飛行している様子。日本ではセスナ172という4人乗りの機体を使って飛ぶことが多いが、アメリカではこの152が訓練には一般的。2人乗りなので、飛行コストが安い。

「夢はパイロット」。

かつて、パイロットは男の子があこがれる職業ランキングで、上位の常連だった。その夢をかなえるには、高度な専門知識や語学力などが要求されることから、「自分にはムリ」とあきらめてしまった人も多いだろう。確かに、大型旅客機のパイロットとなると、極めてハードルが高い。だが、軽飛行機の操縦士免許なら努力次第では手にすることができる。大空を自由に飛び回る――その夢をかなえるのは今からでも遅くない。

イカロス出版の「ヘリコプター&軽飛行機 パイロットにチャレンジ2006-2007」編集部は「軽飛行機の操縦士ライセンスは、中高年の新たなチャレンジの対象として、とてもいいと思います」と話す。

「ライセンスを取ればいろいろな場所に自由に行けますし、取得の過程でも語学や無線技術を学ぶことができます。長年の夢をかなえていくプロセスもまた、楽しいのではないでしょうか」

例えば、調布飛行場から伊豆大島まで、約1時間のフライトを楽しみ、海の幸をたらふく食べて、夕焼けの空の中を帰ってくる。そんな旅には飛行機ならではの楽しさがある。同編集部がオーナーやクラブに取材する際にも、気軽に応じてくれる人が大多数で、「夢をかなえた喜びがこちらにも伝わってくる」という。

飛行機の操縦士ライセンスを取得するには、フライトスクールで訓練を行い、学科、口述、実技の各試験に合格しなくてはならない。フライトスクールは国内・海外のどちらでもかまわないが、値段は海外が安い。

「飛行機を飛ばす費用は、基本的に、たくさん飛んでいる国のほうが安いので、日本よりアメリカ、もしくは外国のほうが低価格。渡航費、現地での滞在費などを含めても、海外のほうが安上がりなケースがほとんどです。スクールの費用は、日本なら400万〜500万円、海外なら200万円が目安です」と、同編集部。

機体については、セスナクラスの新品でおよそ1千万円、中古なら200万〜300万円からあるが、所有方法は個人に限らずクラブ組織にして共同所有するという方法もある。もちろん、既存のクラブの会員になるという選択もある。


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セスナ172での同乗訓練の様子。向かって左側の女性が訓練生で、右側が教官。ちなみに飛行機の場合、左席に座っている人がその飛行機の機長となる。(写真はいずれも小久保陽一)

「軽飛行機の機体自体の値段は高級外車よりも安いといえますし、クラブに属して月に2〜3回飛ばした場合の費用も10万円程度。めちゃくちゃに高い遊びというわけではないのです」

日本で飛行機の操縦士ライセンスを持つ人は、せいぜい2万人で、アクティブに飛行している人となると、「200〜300人程度」という。渋滞知らずの自由な空を飛び回れる、そんな限られたひとりになるのは、実に夢のあることだといえるだろう。


「ヘリコプター&軽飛行機 パイロットにチャレンジ2006-2007」(イカロス出版)

イカロス出版http://www.ikaros.jp/

自動車免許と同様、飛行機のライセンスにも自家用と事業用がある。また、固定翼機か回転翼機(ヘリコプター)かなどによってもライセンスの種類が異なる。まずは、自分が操縦したい航空機を選ぶところから始めたい。写真は、「ヘリコプター&軽飛行機 パイロットにチャレンジ2006-2007」(イカロス出版)

(更新日:2006年09月01日)

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