
懐かしのクルマは実車だけに限らない。手に取って眺めて楽しむ、ミニカーの世界をのぞいてみよう。
ミニカー専門店のガリバーは、1985年に創業した。そのきっかけを「夫がミニカーをコレクションしていたことです」と話すのは、代表取締役の中田房子さん。
現在購入できる「あの頃のクルマ」のミニカーの種類は、大きく2つに分けられる。ひとつはクルマが発売された当時に作られたミニカー、もうひとつが最近になって絶版車をモデルに製造されたミニカーだ。
かつて、ミニカーは子供の遊び道具だった。それゆえ扱いが楽で壊れにくいことが重視され、細部のパーツなどは省略されていたのだという。その反面、「クルマの雰囲気をしっかりとらえていて、それが温かみや味わいになっています」と中田さん。このような昔のミニカーは、やはり高価。一時のお宝ブームはひと段落したものの、購入層は大人が大多数だ。
それでは現代作られているミニカーはというと、実にそのほとんどがコレクター向けのアイテムである。購入者は高校生以上の幅広い層が主。実車のディテールが細部まで忠実に再現されており、種類もスケールもさまざま。大人をターゲットに絞ったミニカーのブランドやメーカーは、ここ10年ほど増加しているという。
ミニカーの集め方は、人によってさまざまだ。スケールにこだわらず特定の車種のみを集めるとか、レーシングカーを全て、あるいはレーシングカーの中でも日産だけ、ホンダだけというように、こだわりのポイントは十人十色なのである。
最後に、良いミニカーに出合う方法について、中田さんに伺った。
「ミニカーの魅力は、小さいなかに本物の持つ形状や素材の質感、雰囲気を凝縮させて、『そうだよ、これだよ』と納得できる仕上げになっていることだと思います。ミニカーの表現方法は、メーカーによって異なりますから、それぞれの作りの特性や持ち味、価格などの点で納得でき、その良さに共感できるものを探してみることが大切です」

■ニューブルーバード
ダイヤペット 1万7千円
■63年 プリンス グロリア
大盛屋 5万5千円

■DATSUN510 2DOOR SEDAN
トミカEBBRO Mr.K's selection 4200円
■Prince Gloria Super6 1963
EBBRO 3570円
■Mazda Carol 360 (1962) One of 3000pcs
EBBRO 3570円

株式会社ガリバー
常時4千〜5千点のミニカーを扱う専門店。個人がショーケースをレンタルして自らのショップを開くサービス「MY GARAGE」も行っており、情報交換などで大変にぎわっていた。


※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。