ビートルズ世代の「どらく」読者にとって、退職金の運用は身近に迫った大問題。
そこで退職金運用への意識を知るべくWebアンケートを実施。198人の読者から回答を得ました。
結果からわかったことは、「積極運用派」「安定運用派」「様子見派」「人におまかせ派」の4つのタイプがあるけれど、実はまだ、多くの読者は退職金の運用については具体的にイメージできてないということ。これでは、先々が不安です。


退職金は「とりあえず普通預金」・・・・・100%
「お金」のことが不安・・・・・81.3%
「万一のために備えておくべき費用」が知りたい・・・・・63.1%
「手元の資金を増やしたい」・・・・・54.0%
アンケートの結果を見ると、ほとんどの人がセカンドライフにお金について不安を抱えています。それなのに、あちこちに矛盾が!
たとえば、100%の人が普通預金を選びながら、一方で「手元の資金を増やしたい」と考えたり、定年退職が数年後に迫っているのに「万一のために備えておくべき費用」がイメージできていない人が63.1%。どうやら「どらく」読者は、セカンドライフのお金について、のんびりと構えている人が多いようですね。でも、このまま定年退職を迎えたら、先々に不安が残りそう。
では、それぞれのアンケート結果を見ながら、充実したセカンドライフを迎えるためのヒントを探していきましょう。

「退職金の使い道」を聞いたところ、複数回答とはいえ、なんと100%の人が「とりあえず普通預金」を選んでいます。第2位は「金融商品で運用」で94.7%の方が回答しているところをみると、一旦は普通預金に預けた後にそのときどきで適した金融商品の購入を考えているようです。あまり長い間、退職金を普通預金に塩漬けにしていると、気がついた時には運用ができないまま預金を取り崩す生活になってしまいそうですね。第3位は「住宅ローンなど借入金の返済」で69.3%。退職金で一括返済を考えるよりも繰り上げ返済のメリットが予想以上に大きい点に着目して現役の間に支出を極力絞って、ローンの返済に回したほうがいいかもしれません。
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普通預金は流動性が高く、必要なときに、必要な額の預金を下ろすことができますが、資産を増やすという面では期待薄です。ライフプランを念頭に置きつつ、まとまったお金が必要なる時期に合わせて、新しいタイプの定期預金や投資信託、個人年金などを組み合わせるようにしましょう。
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「もうちょっと様子を見てから…」と、退職金の運用方法を決めかねて先送りしていると、いつの間にか資産が目減りしてしまうことも。まずセカンドライフで何を実現したいか、あるいは、何をやらねばならないかを整理してみましょう。目的が決まると、資産運用の方向性が定まってきます。
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総務省の調査によると、60〜69歳の月平均の生活費は26万3382円(平成17年度「家計調査」より)。更に、余裕のある生活をするには夫婦で月36万円と言われています。60歳の夫婦二人が80歳までの生活費を計算すると、8,640万円! 年をとるにつれ、使うお金は減っていくので、ここまで必要ではないかもしれませんが、ある程度のお金は生きていくために必要です。準備をしておかないと、後々家計が厳しくなるかもしれませんね。

現役時代と違って、定期的な収入がどうしても減ってしまう定年退職後。安定収入があるうちに準備をしておいたほうが、安心してセカンドライフを過ごせるはずなのに、具体的な行動を起こしている読者は少ないようです。そのせいか「お金について一番知りたいこと」の第1位は、「万一のための備えておくべき費用について」の63.1%でした。
老親の介護費用や自分自身が病気になったときの医療費、あるいは家のリフォームにかかるお金などは、「いざ!」という時にまとまった額が必要になる項目については、今のうちから具体的な額と時期をイメージしておいたほうがいいかもしれません。
第2位は「手元の資産を増やす資産運用について」で54.0%。運用にまわすお金をしっかり確保するためには、1日でも早く、セカンドライフの支出と収入を算出して、マネープランの作成に着手することが得策です。
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知識や経験が少ないのに、思いつきで積極的な運用を始めると、結局は資産を目減りさせる結果になるかもしれません。各金融商品の特長、特にメリット・デメリットを十分理解したうえで購入するようにしましょう。
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何かと心配症のあなたは、「万一のために備えておく費用」を具体的に算出し、その分はまず退職金から取り分けて、多少金利が低くても、流動性が比較的に高い円定期預金などに預け入れておくと安心でしょう。
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様子を見ている間に、万一のときにはどれくらいの費用がかかるのか、あるいは、現在加入している保険ではどれくらいカバーできるのかを算出しておきましょう。
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