たっぷり時間があって、やりたいことにチャレンジできるのがセカンドライフ。
だけど、何をやるにしても必要なのは「お金」であり、退職金をどう運用するかで、どれだけ楽しみを謳歌できるかが変わってきます。
しかも、「どらく」読者のアンケート結果を見ると、どうやら退職後のマネープランを具体的に考えている人はそう多くはないことがわかりました。

つまり、準備がまだまだできていないということ。このままでは先行きが不安です。
そこで第1回に引き続き、人気FPふたりが読者からの相談にズバリ答えていきます。
今回の家計相談: Sさん(58歳 電機メーカー勤務)
<退職後の夢はコレ!>
僕の趣味は写真。
年4回、2週間ぐらい、夫婦そろってアフリカや南米へ撮影旅行にでかけたい。
それに加えて、年10回ぐらい、もう一つの趣味の山登りをかねて秘湯めぐりをしたい。

「勤めている間は夏休みに1週間休むのが精一杯。時間の制約がない退職後は、愛機のドイツ製カメラを抱えて、アフリカや南米へ2週間ぐらいの撮影旅行に年4回は出かけたいと思っています。だけど、妻は大反対。旅行費用で退職金を食いつぶしてしまうと70代、80代の家計が不安だと言うのです。妻を説得できる退職金の運用法を知りたくて、応募しました」
| 本人 | 58歳 | 大手電機メーカー勤務 年収1200万円 |
|---|---|---|
| 妻 | 58歳 | 専業主婦 ボランティアでの地域活動に週2〜3日ほど参加 |
| 長男(第一子) | 31歳 | IT企業勤務 未婚。28歳で実家より独立 |
|---|---|---|
| 長女(第二子) | 29歳 | 信託銀行勤務 既婚。S家から車で20分ほどに住む。 |
| 本人の母 | 83歳 | 無職 |
|---|---|---|
| 別居。父は4年前に他界。資産があったので悠々自適に1人住まい。健康状態は良好 | ||
| 妻の父 | 82歳 | 無職 |
| 妻の母 | 80歳 | 無職 |
| 体調は良好と言えず、妻がひんぱんに家事補助に出向いている。経済的なサポートより、将来は介護などのサポート必要になってくる可能性あり。 |
| 基本生活費 | 月16万円+各種保険料など2万5000円 | |
|---|---|---|
| 余暇費 | 夫 | 月2回ほど、近郊の山を登るのが趣味。 毎回、交通費込みで2000〜5000円程度 |
| 妻 | ボランティアのまちづくりへの活動費。月1万円程度 | |
| 夫婦 | 年1回ほど海外旅行 40万円 年2回 国内旅行 7万円/回 |
|
| 予定退職金額 | 2100万円 |
|---|---|
| 預貯金 | 1200万円 |
| ローンの繰り上げ返済をしたために少なくなった。 年間200万円以上の余裕資金があるので、定年までの2年間に預貯金を1500万円まで増やす予定。 |
|
| 国債 | 300万円 |
| 個人年金 | 60歳から月5万円ほど支給されるものに加入。 |
| なし(ローンは55歳で完済) |
住宅ローンも完済し、夫婦つつましく暮らしていて支出もさほど多くはないS家。
年4回の海外旅行も夢ではないように思えますが……。
人気FPふたりの回答はどのようなものなのでしょうか?
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