
山本はるお
55歳・会社員 趣味は釣り。食品メーカーに勤続して37年
山本みちこ
52歳・主婦 趣味は料理。近々、孫が生まれるので心待ちにしている


田嶋智太郎
株式会社アルフィナンツ 代表取締役
1964年東京都生まれ。慶応義塾大学卒業後、現三菱UFJ証券勤務を経て、経済ジャーナリストに転身。「中日新聞」「週刊現代」「週刊FRIDAY」など数多くの新聞・雑誌などに連載執筆するかたわら、テレビや講演会などにも多数出演。近著に「硬派の戦略投資〜勝ち続けるには、理由がある」日本証券新聞編(角川SSC刊)がある。

ある晴れた日曜日、散歩中の山本夫妻が公園のベンチで休憩しているときのことです。
この前、金融機関の人に「資産運用を考えないか」って言われたんだよ。
そんなの何だかわからないし、不安だからからイヤよ。
まあ、オレもよくわからないんだけど、うまくすれば得するんだろう。
いいのよ、うちは銀行預金と郵便貯金で。得も大してしないけど、損もしないんだから。
それは大きな誤解です!!!
えっ、どなたでしょう?
あ、テレビで見たことあるわ。
通りすがりの経済ジャーナリスト、田嶋智太郎です。失礼ですが、話が聞こえてきたら、つい放っておけなくて。
はあ…
「預貯金はリスクがない」と思っている方も多いのですが、実はこれは間違い! 今後、インフレになって物価が上昇し始めた場合、預貯金の金利はそのペースになかなか追いつかないことが予想されます。結果、その「実質的な価値は目減りしてしまう」んですよ。インフレが進めば、100万円が70万円分の価値になってしまうことだってありえます。つまり、預貯金だってリスクがあるんです。資産運用は「100万円を120万円に殖やす」だけが目的じゃなくて、「100万円を70万円にしない」という守りの意味でも非常に大切なんですよ。
まあ、オレが小さいときカレーライスが50円くらいだったからな。物価が上がるってことは、お金の価値が下がるってことか…。確かに不安だな。
だからって、資産運用なんて知識もないし、難しそうで…。
食わず嫌いは絶対にダメッ! これからより豊かな人生を送るためには、老後の経済基盤だってしっかり固めておかなければなりません。預貯金と年金だけではむしろ不安なんです。団塊の世代の多くの人が、それに気づいて「大切な資産を守るため」に動き始めているんですよ。
じゃあ、何から始めれば…?
投資初心者の入門としては「投資信託」はオススメですね。システムも理解しやすいし、リスクはあるが、比較的低く抑えられますし。
そういえば会社の同僚も「投資信託はいい」って言ってたな。
では、資産運用の「はじめの1歩」。投資信託について、私がわかりやすく解説してみましょう!
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