5千本もあるファンドから1本を選ぶのは宝探しのようなもの。
何を手がかりに選んだらよいのでしょう?
ファンドを絞り込むには何から考えればいいのでしょう?
まずは、ファンドを購入する目的を考えましょう。それから「どのくらいリスクをとれるのか」「どのくらいの期間投資できる資金なのか」という資金の性質を考えると、ぴったりのファンドを見つけやすいですよ。多少リスクが大きくてもいいのならより大きなリターンを狙えますし、短期よりも長期投資できる資金のほうがリターンを得やすくなります。

【目的の例1】分配金を年金生活のゆとり資金にしたい
分配金を期待するなら、堅実な実績を持っていて比較的安定した運用をしているファンドがよいでしょう。ちなみに、分配金は受け取る時に課税されるので、毎月受け取らずに再投資に回したほうが投資効果は上がります。でも、「投資も人生の彩り」と考えれば、毎月分配を受け取って、食事や旅行を楽しみながら続けていくのもひとつの選択。私は、老後を心豊かに暮らすためには、合理性の追求だけでなく、「投資するお金でどれだけ人生を楽しめるか」という視点も大切だと思いますよ。
【目的の例2】使う目的は決めていないが、インフレになったときの備えに
日本がインフレになると基本的に株価は上がるので、国内株式型が妥当でしょう。せっかくの投資ですから、自分が応援したいと思う分野を探してみてください。たとえば「新しい産業の発展を応援したいから、若くて元気のよい企業を多く組み込んだファンド」という感じで選んでみるのもいいですね。
私はあと5年で定年なんですが、退職したら夫婦で海外旅行に行きたいと考えていて…
まだ旅行の詳細を決めていないなら、海外株式型やリートなどでリターンを狙ってみる手もありますよ。「行きたい国に投資しようか?」「殖えた分で旅を豪華にしよう!」など、ご夫婦でいろいろ相談するのも楽しいのではないでしょうか。
旅行資金を運用したら、旅行までの時間も楽しめそうね。
あの、リートというのは?
国内外のオフィスビルやショッピングセンターなどに分散投資する「不動産投資信託」=「リート(REIT)」という商品です。自分でビルを建てて管理するのは莫大(ばくだい)な資金も知識も時間も必要ですが、リートは「どの物件に投資して賃貸料を得るか」は運用会社に任せ、その収益の一部を得られる仕組み。一般の投資信託と同じくリスクはありますが、海外の不動産にも手軽に投資できるのが魅力です。国内の不動産投資信託はJリートと呼んでいます。

ほぅ、それも魅力的だな〜。
※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。