朝日新聞がビートルズ世代に贈る、こだわりエンターテインメントサイト

メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

ヘルプ

  • トップ
  • 地球発
  • マネー
  • ライフスタイル
  • 極める
  • からだプラス
  • エンタメ

どらくスペシャル


1964年のニュース
東海道新幹線スタート マーチに送られ初列車

写真
晴れの超特急ひかり1号が関係者の見送りの家に東京駅9番ホームを出発=1964年10月撮影

新しい日本の大動脈――東海道新幹線は10月1日、晴れて開業した。弾丸列車の構想が生れてから26年。着工から5年半、国鉄が3800億円の工費と最新の技術を結集してつくり上げた、世界で最も速い列車「夢の超特急」の誕生である。東西の両ターミナル、東京駅と新大阪駅では、この日の早朝、初列車の出発式が行われ、定刻6時、初列車下り「ひかり1号」上り「ひかり2号」は、ブラスバンドに送られて西と東へ同時に出発。東京・丸ノ内の国鉄本社では、午前10時10分から、天皇、皇后両陛下をお迎えして、新幹線の門出を祝う開業式が行われた。

東京駅の出発式は、初の下り列車「ひかり1号」がピタリと横付けされた9番ホームで午前5時45分幕を開けた。紅白のモールやクス玉で花やかに飾りつけられたホームは、ブラスバンドのにぎやかなマーチが、明けやらぬ薄明りを吹飛ばすようにこだまし、たちまち祝賀気分がいっぱい。

式は、まず東・東京都知事が、左藤大阪府知事、中馬大阪市長にあてたメッセージを朗読し、初列車の井上清車掌に伝達を依頼したあと、都内の小学生から石田国鉄総裁、初列車の山本幸一運転手ら4人に花束贈呈。間もなく定刻1分前の発車ベルと出発の警笛。石田総裁が紅白のテープを切るのと同時にクス玉が割れ、50羽のハトがはばたき、祝砲21発の花火が秋空に威勢よくとどろいた。

ブラスバンドの演奏も急速調、「汽笛一声……」のメロディーを織込んだ「超特急」の曲がいちだんと高まるなかを、初乗り客で満員の列車は軽快なレール音をひびかせてホームをすべり出した。

(1964年10月1日)
次の記事へ
  • あのときの五輪トップへ
  • 東京大会トップへ

関連ページ

画面トップへ

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Firefox1.5以上、Macintosh Safari 1.3以上、Firefox1.5以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。