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どらくスペシャル

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1968年メキシコ大会


競泳
競泳

どこへ行った「水泳日本」 東京大会からまた後退


21日の男子800メートルリレー予選で日本チームが惨敗したことは、日本水泳陣の絶望的な低調を象徴するできごとだ。たしかにアメリカの目をみはる充実、伝統を死守しようとするオーストラリア、それにソ連をはじめとする欧州勢の台頭もある。だが日本自身の進歩が遅々として進まないことも原因のひとつだ。

東京大会で日本がただ一つの銅メダルをとったとき出した8分3秒8は、こんどの大会では決勝6位に相当する記録だ。ところが、この日の予選は8分14秒1。この4年間にタイムを短縮することはおろか、力を保つことさえもできなかったのだ。

しかも800メートルリレーは、日本がいい加減な気持ちでのぞんだ種目ではない。五輪選考会は、自由形は男女とも単独種目で入賞できる見込みがないので、リレーメンバー編成に主眼をおく方針をとっていた。だが、無残な敗北。このほか男子400メートルリレー、女子400メートルメドレーリレーも期待を全く裏切った。男女5つのリレーは入賞圏内と踏んでいた日本水連の見通しの甘さが完全に暴露された。とにかく東京以後、進歩が全くないといわれても仕方のない成績なのである。

(1968年10月21日)
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