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1968年メキシコ大会


体操
体操

日の丸ラッシュ 体操日本、メダル12個


写真
個人種目別床運動の表彰式。優勝した加藤沢男(中央)、2位の中山彰規(左)、3位の加藤武司

体操の男子種目別決勝は26日午後7時(日本時間27日午前10時)から国立公会堂で行われた。日本は床運動で個人総合優勝の加藤沢男(東教大)が金メダルをとったのを皮切りに、選手は各種目で大活躍、中山彰規(中京大教員)はつり輪、平行棒、鉄棒の3種目に優勝した。体操では男子団体、個人総合の優勝とを合わせて金6、銀2、銅4の計12個のメダルを獲得した。これは東京大会の金5、銀4、銅1を2個上回った。

最初の床運動で加藤沢男は、倒立でそり過ぎ一瞬ぐらついたが、フィニッシュの後方宙返り1回ひねりをピタリと決めて優勝を決定づけた。床運動に5人の選手を送り込んだ日本は、各選手が持ち味を十分に出し、1位から4位まで独占した。続く吊り輪では中山が見事なスイング技から1回ひねり降りを決め、東京五輪の早田卓次に次いで日本に連続優勝をもたらした。

4番目の跳馬の練習中に加藤沢男が負傷、棄権するという不運に見舞われたが、日本は中山を中心にがんばり「体操ニッポン」の伝統を守り切った。

(1968年10月26日)
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