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1976年モントリオール大会


1976年のニュース

五つ子赤ちゃん誕生、日本中が赤ちゃんを応援


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5月12日には東京都板橋区の日大板橋病院へ「初の長旅」を体験(上)。9月27日には5人がそろって退院。練馬区内のマイホームで顔をそろえた

わが国の記録上で初の五つ子の赤ちゃん−−。鹿児島市内の病院で1月31日、27歳の主婦が五つ子(男2人、女3人)を産んだ。外国ではいくつか例があるが、厚生省によると、わが国では五つ子誕生の記録はない。母子ともほぼ順調で、赤ちゃんの体重は990-1800グラム。普通時が大体3200-3300グラムだから、「極小未熟児」ということにはなるが、病院は「全力をあげて育てたい」と意気込んでいる。

母親は東京都渋谷区、NHK職員(33)の妻。実家近くの鹿児島市立病院に1月6日入院。初産で予定は19日だったが、31日朝から陣痛が始まり、午前0時半から9分間に5人が次々生まれた。お産は普通分べん並みに軽かったという。赤ちゃんの体重は、一番大きい女児で1800グラム。以下、1480グラム(男)、1300グラム(女)、1130グラム(男)、一番小さい女児は990グラムだった。

多生児の最近の記録としては、1971年オーストラリアで九つ子をトップに、67年メキシコ市で八つ子、65年スウェーデンで七つ子、66年にもベルギーとアメリカで七つ子、70年にイタリアで六つ子が生まれている。わが国では、これまで1967年福岡県筑紫野市で、73年岐阜県白鳥町で、74年に静岡県伊東市で、それぞれ四つ子が生まれている。

専門家によると、理論的には、三つ子は約6400回、四つ子は約51万回に1回生まれることになるが、五つ子はこれよりぐっと少なく、4000万回に1回(鹿児島市立病院の話)という。

(1976年1月31日)

  ※76年2月2日の朝日新聞朝刊の記事をもとにしました。個人名は省略しました。
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