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1984年ロサンゼルス大会


1984年のニュース

衛星放送スタート 離島に鮮明な画像届く


わが国初の実用放送衛星「ゆり2号a」による衛星放送が12日、始まった。午前5時59分30秒、東京・代々木のNHK放送センター内にある放送衛星運用センターで、川原正人NHK会長が衛星放送開始のボタンを押し、30秒後の午前6時ちょうど、モニターテレビに衛星から送られた鮮明な画像が映し出された。

衛星内部にある送信管の故障により、1チャンネル体制に縮小されたが、小笠原諸島や南、北大東島では初めて、本土と同時にテレビ放送が見られるようになった。

当初、NHKは衛星第1テレビと第2テレビで週あたり18時間48分もの衛星独自番組を予定していたが、故障による1チャンネル体制で独自番組はわずか7時間47分に縮小。難視聴地域解消が優先する立場から平常での編成で、衛星第1テレビは全時間の93.4%が総合テレビと同内容同時放送になっている。今後、NHKでは、画像が鮮明で音質がいいという衛星放送の特性を生かした独自番組を随時編成し、受信設備の普及に努めるという。

(1984年5月12日)

  ※84年5月12日の朝日新聞夕刊の記事をもとにしました。
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