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投資情報誌などを発行し、大衆投資家の相談に応じている投資コンサルタント業界の最大手で、中江滋樹氏(30)が率いる「投資ジャーナル」(東京都中央区日本橋兜町)グループが、証券取引業の免許がないのに客から金を預かって約6億円の株売買をしていたことが分かり、警視庁生活課は24日朝、同社とグループ内3社を摘発、計18カ所を証券取引法違反(無免許営業)の疑いで捜索した。同課は先に、別の古参会社グループを同法違反容疑で捜索した。
調べによると、「投資ジャーナル」は昨年9月から今年7月にかけて、大蔵大臣の免許がないのに、株売買の客を勧誘し、品川区の自営業者(46)の委託を受けて計55回、延べ5億5000万円相当の株を売買。さらに、客2人の約3400万円相当の株を売買し、計3人の約5億8400万円相当の株26銘柄を74回にわたって売買し、実質的に証券取引業をしていた疑い。
「投資ジャーナル」グループは、同社が発行する「月刊投資家」や「週刊投資情報」などの雑誌で、「倍々ゲームで、あなたも資産家」「今日よりあなたは株成り金」と宣伝、会員を募った。顧問料10万円で入会させると、「とっておきの銘柄を教えるから」と顧問料を次々に上げていく。
客は一時はもうかっても、顧問料、融資を受けた金の利息(年10%程度)、株の取引手数料、さらに担保の追加金を取られ、結局、損するケースが少なくない。顧問料だけで、200万円も取られた人もいる。
同グループは、投資コンサルタント会社、証券金融会社など約25社から成り、全社の従業員は約600人。投資顧問料を支払っている会員客は約2万8000人。常時、250億円から300億円を客から預かって運用しており、年商は1000億円を超す。中江氏が78年10月に「投資ジャーナル」を設立後、グループは急成長。プロ投資家を対象にした仕手戦で人気を集め、自前の雑誌で派手に宣伝して客を集めてきた。





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