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1988年ソウル大会


1988年のニュース

自衛隊潜水艦「なだしお」と衝突、釣り船沈没 横須賀沖


写真
27日朝、沈没以来約83時間ぶりに海面上に姿を現した第一富士丸

第1富士丸はこの日午後2時、横浜市の鈴繁ふ頭を出港。乗船していたのは、伊藤忠商事の関連会社78社でつくっている親ぼく団体「東京藤の実会」の会員で、今回は釣りサークルの催しだった。一行は、新島付近に停泊して船内で1泊、釣りや海水浴のあと、24日午後5時、同ふ頭に戻る予定だった。

救助された乗客12人と乗員7人は、横須賀市の自衛隊横須賀病院などに運ばれたが、同夜10時10分すぎ、伊藤忠マシナリー勤務の男性(38)が死亡した。第3管区海上保安本部は、行方不明者が船室に閉じ込められたまま、海底に沈んでいる可能性があるとして、ダイバーによる潜水捜索もした。

潜水艦「なだしお」は、22日から3日間の予定で伊豆大島東方海域で始まった自衛艦隊展示訓練に参加。訓練を終えて横須賀港に帰投するため、北上して浦賀水道を通過、同港に入港する直前に、事故が起きた。

訓練は毎年行われているもので、今回は護衛艦8隻、航空機12機、潜水艦は「なだしお」と「せとしお」の2隻が参加した。8隻の護衛艦には防衛大生や防衛庁職員、民間の招待客など約3千人が乗り、潜水艦の浮上する様子や対空砲の空砲発射などを見学した。

気象庁によると、この日午後、東京湾の横須賀沖の天気は曇りで、視界は13キロ。霧などの発生もなかった。風は北ないし北東の風が7、8メートル。海面も静かで波高は7、80センチほどだった。同庁は、穏やかな海とみてよいと話している。

(1988年07月24日)
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