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22日午後8時40分ごろ、東京都世田谷区、映画俳優兼監督の伊丹十三さん(59)が、自宅前駐車場で、4人組の男に刃物で顔や首などを切られた。男たちは逃走。伊丹さんは自宅に逃げ帰り、女優で妻の宮本信子さんを通じて119番した。病院に運ばれて手当てを受けているが重傷。意識はあり、生命に別条はない。暴力団の民事介入(民暴)を題材にした近作「ミンボーの女」が封切られたばかりで、警視庁は、暴力団が絡んだ傷害事件の疑いもあるとみている。
調べによると、伊丹さんは車で帰宅し、自宅マンション前の駐車場で降りたところ、暗がりでいきなり襲われたらしい。自力で自宅まで戻り、宮本さんに通報を頼んだという。顔の左側を2カ所と左首、左手2カ所の計5カ所を切られているが、運ばれた病院では報道陣の質問に「大丈夫ですよ」としっかりした口調で答えた。
伊丹さんは最近、暴力団の民事介入を題材にした映画「ミンボーの女」を宮本さん主演で製作している。都内の一流ホテルを舞台に、出入りする暴力団を総支配人や民事介入暴力専門の女性弁護士らが協力して撃退する話で、16日に封切られたばかり。伊丹さんは宣伝パンフレットのインタビューで、「ヤクザの正しい撃退法を体験的に身につけてもらう構成にした」と語っている。警視庁は、映画がらみでいやがらせがある可能性もあるとみて、10日から伊丹さん方を重点警戒対象とし、1日数回、自宅前をパトロールしていた。





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