アトランタ市内中心部の屋外コンサート会場で27日午前1時25分(日本時間同日午後2時25分)ごろ、大きな爆発があり、少なくとも女性1人が死亡、110人が負傷した。また、AP通信によると、現場に駆けつけたトルコの男性カメラマンが心臓発作で死亡した。米連邦捜査局(FBI)は、パイプ爆弾によるテロ事件と見て捜査を始めた。五輪がテロの標的とされたのは1972年ミュンヘン大会でパレスチナ・ゲリラが選手村に侵入し、イスラエル選手・コーチ11人を殺害して以来。競技は27日も予定通り始まったが、国際オリンピック委員会(IOC)全加盟国・地域が初めて参加した五輪でのテロ事件は、大きな衝撃となった。
爆発が起きたのは「五輪百周年記念公園」内のコンサート会場。ロックバンド演奏中に、「ドーン」という大きな爆発音とともに、ステージ付近にあった照明灯や音響設備が吹き飛んだ。周辺にいた数人が爆風で飛ばされるなど、観客ら110人が負傷し、病院で手当てを受けた。
司法当局者によると、爆発の18分前、公園近くの公衆電話からアトランタ市警に「公園で30分後に爆発が起きる」との匿名の予告電話があった。公園内で放送にあたっていた米NBCテレビの施設近くで、アトランタ市警の警察官が不審な布袋を発見。爆発物の処理の専門家が観客らを避難させている最中に爆発が起き、警官も負傷したという。
司法当局は、パイプ爆弾が使われたと断定。FBIの特別捜査官は「現段階では、テロと見なさざるを得ない」と語った。
※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Netscape7.0以上、Firefox 1.0以上、Macintosh Safari 1.0以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。