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2000年のニュース

三宅島が再び噴火 児童ら島外避難へ


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避難所に集まった住民らは激しく噴煙をあげる雄山を見上げた=2000年8月29日午前5時10分、東京・三宅島の坪田中学校で

6月末から火山活動が続く伊豆諸島の三宅島・雄山(おやま)が29日午前4時35分ごろ、噴火した。気象庁の観測では、噴煙は火口から約8000メートルまで上昇し、一連の噴火で最大規模だった18日の1万5000メートルに次ぐ高さに達した。三宅島測候所や村役場によると、島の北部を中心に2、3センチの灰が降った。島西部で熱泥流が発生したとの情報もある。午前11時ごろには、三宅島の火山活動が原因とみられる地震も発生、新島、神津島で震度5を観測した。

これを受けて、東京都は災害対策本部を設置するとともに、三宅村から要請が出ている「全島避難」の実施についても検討する見通し。一方、都教育庁と三宅村教委は、児童・生徒の都立秋川高校(あきる野市)への集団避難を繰り上げて、29日午後3時過ぎの船便で、島内の小中高生で集団避難を希望する139人と付き添いの教職員を避難させることを決めた。

気象庁の観測では、噴煙は8000メートルまで上昇した後、3時間ほどたった午前7時15分には5000メートルの高さにまで下がって落ち着いた。噴火の直前直後に激しくなった火山性微動や空振も収まり、地殻変動にも目立った変化は観測されていないという。18日の大規模噴火の後も三宅島の噴煙は連日、2000〜3000千メートルの高さまで上がっている。

(2000年8月29日)

  ※2000年8月29日の朝日新聞夕刊の記事をもとにしました。三宅村長は9月1日、全島避難の行政命令を出し、防災関係者らを除く全島民が島を離れました。

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