韓国の金大中大統領は13日午前9時過ぎ、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を韓国大統領として初めて訪問するため、専用機でソウル近郊の軍用空港を飛び立ち、同10時25分、平壌郊外の順安空港に到着した。同空港には、北朝鮮の最高指導者である金正日・労働党総書記が直接出迎え、朝鮮半島が南北に分断されて55年、朝鮮戦争ぼっ発から50年にして初めて、南北朝鮮両首脳による握手が実現した。初の南北首脳会談は平壌で同日午後に行われる。将来的な統一に向けて南北間の信頼構築や経済協力問題などで和解のきっかけを探る。
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平壌郊外の順安空港。13日午前10時37分ごろ、機内から姿を現した金大統領は、タラップの真下で出迎える金正日総書記と笑顔でしばらく見つめ合い、互いに拍手を送った後で、ゆっくりと階段を下り始めた。金総書記としっかりと握手。空港に敷かれた赤いじゅうたんの上を、南北首脳は笑顔で言葉を交わしながら歩いた。
大統領専用機が完全に止まり、空港に出迎えにきていた市民らが大きな歓声を上げた直後、金総書記が姿を現した。金総書記はいつものジャンパー姿で地面を踏みしめるように立ち、専用機のドアが開くのを見つめた。金大統領に続き、李姫鎬夫人と握手を交わすと、2人をエスコートするかのように前に回りこみ、何かを説明するような手ぶりをしながら笑顔をみせた。
「マンセー(万歳)、金大中」「マンセー、金正日」。花束のような飾りを振りながら絶叫する北朝鮮の市民の歓迎ぶりに、金大統領も少し圧倒されたような表情をみせた。一列に整列した北朝鮮の幹部らには一人ずつ握手を求めながら「お会いできてうれしいです」。両首脳は儀礼兵の栄誉礼を受けた後、空港前に用意されていたリムジンに金大統領が乗り、続いて金総書記も同じ車に乗り込んだ。
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