第86回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)の決勝は8月22日、5万2千人の観衆を集めて兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、駒大苫小牧(南北海道)が済美(さいび)(愛媛)を13−10で破って、初の全国制覇を果たした。北海道勢の甲子園での優勝は、春夏通じて初めて。東北以北に優勝旗が渡るのも、春夏通じて初めてだ。
駒大苫小牧20安打、済美も19安打した試合は1回から激しい点の取り合い。2点を先行された駒大苫小牧は鋭い打撃で1回から反撃に移り、6回を終えた時点では9−9の同点。7回に4連打などで3点を勝ち越し、逃げ切った。
決勝の両チーム合計23得点、同39安打は過去最多。今大会2回戦の佐世保実(長崎)戦で春夏通じて甲子園初勝利を挙げた駒大苫小牧は、決勝まで5試合連続の2けた安打。大会通算チーム打率4割4分8厘は、83回大会の日大三(西東京)が作った大会記録の4割2分7厘を更新し、決勝も華々しく打ち勝った。
創部3年目で初出場の済美は、史上6校目の春夏連覇はならなかった。
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