前回紹介したようにSNS(Social Networking Service)は、人と人をつなぐことを目的にしています。そのために、様々な仕組みが用意されており、SNSを使って新しい友人を作ることもできます。しかし、必ずしもネットの世界だけのつながりを求めるのでなく、現実社会での友人との交流を補完するツールにとしてうまく活用している人も少なくありません。
今回は、日常的にSNS利用しているユーザー4人を紹介します。
SNSには色々な仕組みがありますが、すべてを使う必要はなく、自分が面白いと思った機能を選択して利用するのがコツのようです。


今年就職活動を迎える大学生のOさんは、SNS歴1年2カ月。サークルの先輩に「使ってみれば分かるから」と誘われて始めました。すぐに使い方を覚え、毎日のように日記を更新し、友人の日記にコメントをつけるようになりました。
Oさんの地元は福井県ですが、大学は京都にあります。SNSで友達として登録している人は、実際に顔を合わせる大学関係の知人よりも、地元福井の友人が多く、お互いに日記にコメントをつけています。さらに、中学卒業以降、一度も会っていなかった友達とまた交流が再開した、と言います。就職活動中に知り合った人とのやり取りもしているそうです。
主に日記を利用していますが、多くのコミュニティへの登録もしています。その数83に上りますが、ほとんど書き込みはせず、閲覧が中心のようです。SNSでは、自分がどのコミュニティに参加しているか表示されます。そこで、
「趣味に関するものはただ並べるだけでも満足感を得ることができる」と言います。ほかの人からも、その人がどんなコミュニティ参加しているか分かるため、自己紹介にも利用できるようです。

2才1カ月の男の子のお母さんであるGさんの気がかりは、やっぱり子供のこと。SNSの利用も子育てに関することが中心です。コミュニティも、子育て関係は複数登録し、積極的に参加しています。「近所の小児科や産婦人科の評判」「ママだからこその悩みで、なかなか人には聞きにくいこと(体のことなど)」「雨の日に子どもと遊べる場所や遊び方」「子供の食事いすや三輪車、子供乗せ自転車などの商品」など、さまざまな情報を入手し、子育てに役立てています。
ネット上で知り合った友人と実際に会う「オフ会」に参加したこともあります。、子育てのコミュニティのメンバー、5家族での集まりです。オフ会に参加するのは初めてでしたが、「同年代の子供がいて共通の話題があるので、初めて会った感じがしなくて楽しかった」そうです。
日記も、子育てや子供の成長を中心に、「教えてあげたいこと・聞きたいこと・愚痴」も書いています。自分の愚痴や悩みに対する友人のアドバイスで、気が晴れることもあります。逆に友人の日記にも、頻繁にコメントをつけているそうです。
SNSがきっかけで知り合った友人も多く、「現実では知り合うことが無かったタイプの人と話せて興味深い」そうですが、SNS以外で連絡手段がないため、音さたがなくなると心配になることも。
「私にとっては大切な社会の情報源」で、無料というのも魅力のようです。
友達が日記を新たにつけたり、自分が参加するコミュニティーに誰かが書き込みしたりすると、自分のページに一覧表示されるので、更新されているかどうかを相手のサイトに調べに行く必要はありません。また、誰が自分のページを訪れたのかは、「足跡」(アクセス履歴)として残るようになっています。もちろん、この足跡を元に、その人のページを見ることもできます。
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