ブログやソーシャルネットワーク(SNS)などは、未知の人たちと知り合い、交流を深め、さらには自分の趣味や関心領域を広げるために、有効な手段です。ただし、ルールを守り、注意することは大切です。軽い気持ちで書いた内容が、思わぬトラブルに結びつかないように、あらかじめ情報公開について考える習慣をつけるようにするとよいでしょう。ネットで交流を「楽しむ」ために、今回は「肝に銘じて」おいてもらいたいことを、実例をもとに、まとめてみました。


数年前のことです。ある主婦が自分のサイトで日記を公開したところ、その内容がネット上で話題になり、最終的にサイトが閉鎖に追い込まれたことがありました。
日記には、飲食店で子供の態度の悪さを注意された夫と弟が、その店員を殴ったことを書き込んでいました。これが、ある巨大掲示板に紹介され、それをきっかけに日記とは関係のない女性の私生活などが明らかにされ、非難を浴びてしまったのです。そのうえ、公開していなかった本名や住所までもが、明示されてしまいました。
日記になにげなく書いた地名や、掲載した写真から住んでいる場所が特定され、公開されていたメールアドレスから、名前まで調べられてしまったようです。
パソコンライフを楽しむつもりで始めたサイトが、とんでもないことになってしまいました。ではいったい何が問題だったのでしょうか?
不特定多数の人たちが見るサイトや掲示板の場合、自分ではほんの「おしゃべり」程度のつもりで書いた内容が、ほかの人にとって不愉快に感じられることがあります。もちろん、あまり気にしすぎていては何も書けなくなってしまいますが、「公開」する前に、もう一度、冷静な気持ちで読み返し、批判を受けたり、他人を傷つけたりする内容でないことを確認することは大切です。

※当サイトの推奨ブラウザは、Windows Internet Explorer6.0以上、Firefox1.5以上、Macintosh Safari 1.3以上、Firefox1.5以上となります。
Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.
どらくに掲載の記事・写真の無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
©朝日新聞社
無断複製転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。