国内外で自然災害のニュースが絶えない。
2003年、フランスを熱波が襲い、1万5千人以上の死者が出た。04年夏には、統計史上初めてとなる10個の台風が日本に上陸し、各地に水害をもたらした。同年10月には新潟中越地震が発生。中国広東省では、50年ぶりの大干ばつで深刻な水不足に見舞われた。12月にはスマトラ沖地震による津波で、数十万人が命を落とした。
05年9月、ハリケーン「カトリーナ」がアメリカ南部ルイジアナ州を直撃し、ニューオーリンズ市が水没。貧困層を中心に1400人以上の死者が出た。
これらの自然災害は私たち人間が地球の気候システムのゆらぎや地震を前に、いかに非力かということを痛感させられる出来事だった。
一方で、欧州発の「カーフリーデー」や日本発の「キャンドルナイト」など、市民のアイデアによって始まった活動が世界各地で数百万人の参加者を集めるなど、未来に向け行動する人も着実に増えてきている。
※本ページのテキスト・図版・写真は『気候変動+2℃』より抜粋して構成していま す。
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