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1900年との気温差をあらわす地図。「地球シミュレータ」で算出・再現されたデータにもとづく
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2002年、NASAの地球観測衛星「テラ」によって撮影された、崩壊するラーセンB棚氷。厚さ220メートル、東京都の1.5倍の大きさの氷がわずか1ヵ月で崩れた。(C)NASA

2030年代
地球の気温が2度上昇すると…
多くの地域が沿岸の洪水で被害を受ける

海面の水位が上昇する原因は2つある。ひとつは氷河や氷床など陸地にある氷がとけて海に流れ込むことによって、海水の量が増えるため。もうひとつは、海があたためられて海水そのものが膨張して体積が増えるためだ。

南極大陸を覆う氷床は東西で特徴が違うため、東南極氷床と西南極氷床に分けられる。ロス海やウッデル海に接する西南極氷床は、海水につかっているため海の温度が上昇すると、想像以上に速いスピードで融けるのではないかと心配されている。

気温が2度上昇すると、海面の上昇によって、標高の低い沿岸地域で洪水や高潮の被害を受ける地域が拡大する。南アジアや東南アジアを中心に、世界で2千6百万人が被害を受けると予測されている。

※本ページのテキスト・図版・写真は『気候変動+2℃』より抜粋して構成していま す。

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