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エコぜみなーる

Vol.12 森を知る 森と生きる あきらめず15年 植林続けた日本人 〜黄土高原の緑化ボランティア〜

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温暖化豆知識 12

深刻な中国の水不足

北京は、水不足が最も深刻な問題となっている都市のひとつだ。一人当たりの平均水資源はわずか300立方メートルで、世界平均の7千立方メートルを大きく下回る。特に2003年までの連続5年間の干ばつで、水不足は中国建国以来最悪ともいわれた。

2004年に開催された「日中水フォーラム」の報告によると、北京の水瓶である官庁ダム(大同市下流の張家口市)、密雲ダム(北京市)も水位が下がり続けたため、北京市に供給されていた水供給の3分の2は地下水に頼っているという。

北京では、地下水位の低下と、地盤沈下が心配されている。沿岸都市では、地下水の過剰取水のため、地下水に海水が混じり始めていることも報告されている。

農村部での地下水位の低下はより深刻だ。NGO「緑の地球ネットワーク」の報告によると、大同市周辺ではここ数年地下水位が70メートル近く低下。黄土高原の高地にある農村では井戸水が枯渇し、村自体を放棄せざるを得ない深刻な事態が発生している。地元の新聞でも、地下水は、このままでは2008年には完全に枯渇すると繰り返し報道されているようだ。

中国では穀物生産量の70%以上を灌漑(かんがい)に頼る。これに、工業用水、生活用水の取水が加わり、80年代〜90年代にかけて、黄河下流域でまったく水の流れない断流現象が発生していた。断流は水の配分計画によって解消されているが、黄河全体の水量は減少している。

このため、中国政府は西部大開発の一つとして、耕作をやめて植林をする「退耕還林」を行おうとしている。急傾斜地など条件の悪い畑での工作をやめ、林や草地に戻そうという政策だ。これは砂漠化を防ぐ生態保護であるとともに、貴重な水の確保と、利用を目的としたものといわれている。

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